2019年3月15日子ども料理教室

3月アスピア子どもクッキング
3月のメニューは、
黒豆の桜ご飯
ひじきと大豆の煮物
ほうれん草のごま和え
鶏ミンチとほうれん草の信田巻き
豆腐ドーナツ 以上5品 大豆製品をたくさん使って植物性のたんぱく質の話をしました。

 

そして、子ども達1人ずつに、ほうれん草を茹でて貰いました。
すりごまは初体験!一生懸命に、*あたって(すって)いました。

*ごまをする→ごまをあたるとも言います。(擦る。取る。)は縁起が悪いイメージことばなので 出汁も「とる」ではなく 「ひく」 と言いますね。

料理の写真、見た目は,地味ですが、身体に必要な栄養の話を子どもたちはちゃんと聞いて理解してくれたおかげで完食!

4月から3年目を迎える子どもさんもいらっしゃるので新年度は、新しいプログラムをご用意しております。

写真は西区に建てられたフィンランドから輸入されたログハウスが会場。
隣の畑で土を触って 野菜を作りサラダやスープとパンを作ります。
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そして、隔月でキッチンコミュニケーション協会本部があるクッキングスタジオで 行事食と茶道のお勉強。

行事食作りは鎌倉が担当し、
KEI_1184縮小3茶道は裏千家専任講師の山本恵子先生が指導にあたります。
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土に触る体験から、日本に伝わる文化まで、次世代にもしっかり継承していきたいと考えています。

2019年3月6日 保育園で食育

保育園食育2

食育の大切さに気付いて下さった高岸園長先生からの依頼を受けて フルーツバスケット保育園へ出張講座

内容は、おにぎりでお雛様作り。
とんがりおむすびなんでもグーを使うので おかずを手早くサンドウィッチのように挟むことができます。

ご飯に組み合わせる おかず食材を子どもたちに選んで貰う勉強です。

ご飯というものは、「可愛いから、食べる」ものではなく、身体を作るために食べるのです!(私は子どもの飾り巻きずしには危惧の念を抱いています。ご飯は炭水化物です。腐敗しにくくするため、すし飯は砂糖と塩がたくさん含まれています。)

成長期の子どもたちには、きちんと 食べる事の大切さ 食材を選び組み合わせる事の大切さを伝える必要があります。

先ず子どもたちに、バランスガイド(厚生労働省 農林水産省食育指針)表を説明して 赤 緑 黄色の食品を覚えて貰いました。

1保育園食育

バランスよく食品を摂取すると コマが倒れずよく回ります。

.ブロッコリー🥦→緑の食品

赤い人参🥕 →赤いけど緑の食品

白いご飯→白いけど黄色の食品

白い豆腐→白いけど 赤の食品
卵焼き→黄色いけど、赤の食品
ちりめんじゃこ →見た目は白、魚🐟青いけど赤の食品

ザックリ言うと、以下↓の通り
黄色の食品はエネルギー
緑の食品は主に身体の調子を整える食品
赤の食品は 筋肉や血液など身体を作る食品

お皿の上には ブロッコリー🥦人参🥕
ちりめんじゃこ🐟 カニカマ🦀 🐤鶏そぼろ
ゴマ 生姜 海苔

年長さんが対象でしたが、子どもたちは 色に惑わされず 黄色 緑 赤の3色をきちんと選んでおにぎりを作りました。

保育園児と言って侮ってはいけませんね。素晴らしい理解力と記憶力に感心しました!

出来上がったおにぎりは、黄色緑赤のバランスの取れた具がたっぷり!
最後に さらに栄養たっぷり明石海苔で巻いて頂きました。

午後からは、プロフーズへ🏃‍♂️GO!
こちらも、食育の大切さに気付いて下さった中務店長と、打ち合わせ。
5月3日 プロフーズ 6月15日アスピア明石で食育イベント開催します!
こちらは、また改めてお知らせします。

 

 

 

 

 

 

2019年3月2日 子どもコミュニケーション食堂の食育

3月子ども食堂3月2日は1日早いひな祭り

毎月 鍵庄(株)様のランチルームをお借りして、子どもコミュニケーション食堂を開催しています。

子どもも一緒に調理する実習型子ども食堂です。

昨夜は、大人4名子ども19名参加。

子ども達が主役で24名分を作りました。

こども達は来るたびに上手になっています。

メニューは、地元の食材を散りばめて!

3月子ども食堂材料13月子どもめかぶ

ちりめんじゃこと穴子と菜の花を使った雛寿司

はまぐりとメカブのお吸い物

清水苺🍓と抹茶とヨーグルトを使った三色雛ゼリー

仕上げは、明石海苔 鍵庄様の提供でした。

洗い物も、受付のスタンプも、セッティングも、ぜーんぶ子ども達が担当!

 

大人が手を出さなければ 子どもは自分たちで工夫します。

 

子ども達は実は包丁を使いたくてウズウズしています。

人参 ごぼう 蓮根 干し椎茸を小さく刻み 出汁と調味料で炊き 鶏ミンチのそぼろを作り、すし飯に混ぜ合わせました

盛り付けもリレー形式。

三月子ども食堂菜の花蓮根 3月こども食堂レイ君3月こども食堂すし飯13月こども食堂すし飯盛り付けライン作業3月こども抹茶ゼリー作り3月イチゴセリーこどもスマホ

Ⅰお皿を数えて並べる役

2すし飯をよそう。

3卵をのせる。

4かにかまをのせる

5穴子をのせる

6菜の花をのせる

7海苔をのせる

8盛り付けたお皿を配る

9蛤とめかぶのお吸い物をよそう

10お吸い物を配る

等々 子どもたちは喜んで動いています。

その他に三食ゼリーも作りました。

緑いろは草

白い色は雪を表します。

ピンク色はお花

だから菱餅を反対に置いたらおかしいよ!って。

あと蛤を見せてこれは何?というとほとんどの子どもが アサリと答えました。

昔は貝合わせの遊びがあったことなど ひな祭りにはなぜ蛤なのかを伝えました。

何かお手伝いありますか?」と言ってこどもたちがデモ用のテーブルに押し寄せますので

「いっぱいあるよ!」と言って 手伝って貰っています。

始めた頃は、そんな風にはいきませんでしたが、どんどん上手になって 最後は床にモップがけしてくれる迄成長しました

 

みんなが楽しみに続けて通ってくれて ようやく本当の食育ができるようになりました。

お寿司のことで どうしても子どもたちに伝えたかったことがあります。

お寿司を毎日食べたら病気になるよ!ということです。

 

お寿司というのは ハレの日の特別料理です。

すし飯には 酢と砂糖と塩がたくさん入っています。

毎日白いご飯に砂糖と塩をかけて食べれば 健康には良くないのです。

普段はきちんと白いご飯と必要な栄養素を摂取することや 薄味に心がけることを教えています。KCtekisuto縮小

3月こども食堂フードドライブ ハーブティ

飾り巻きずしなどが流行していますが、子どもには向いていません。こどもが作ると時間がかかります。

白いご飯は腐敗しやすく、その結果 たくさんのすし酢をかける必要があります。

白いご飯はそれだけで美味しいのに わざわざ砂糖と塩をたくさん入れて濃い味にしてはいけません。

私は子どもたちに見た目だけに捉われず きちんと栄養のあるものを選び 薄味が大切だと教えています。大人はさておき、子ども達が食べ物で図工遊びをする必要はありません。

そこに時間をかけるなら、ほうれん草やブロッコリー人参をを茹でたり卵を焼いたりと成長期に必要な栄養の話をしたいと思います。

ちらし寿司も 作ってすぐ食べるなら 合わせ酢の量は半分でよいと思います。

大勢集まって 調理から食事の時間までが長いから、腐敗防止のため濃い味付けが必要になるのです。

手伝って下さっている父兄の方にもそんな話を伝えました。

この料理は協会のテキストを配って 自宅でも復習できるようにしています。

 

最後はフードドライブでいただいたハーブティを子どもたちにプレゼント♪

子ども達選ぶのが楽しそうでした。

さて、本音を言うと 準備が重労働!買い物から荷物運搬まで重くて重くて💦

昨日もお鍋を5個 ボウルを3個 フライパンを3個 包丁やゴムベラ 計量スプーン 菜箸 布きん、テキスト 等々忘れてはいけない器具も多く、食材を含めるとスーツケース1個では入りません。

3月子ども食堂準備

でも毎回 子どもたちの笑顔に出会うと嬉しくなって また頑張ろうと思う日々です←単純な私(^^)

さて、そんな私の活動を4月から明石のライオンズクラブの方々が手伝って下さることになりました。

地域で子どもたちを見守る活動が 定着したら嬉しいです。