昨夜は子ども食堂
会場は貴崎校区 海苔の会社㈱鍵庄様のランチルームです
メニューは季節の行事食に加え、災害に備えるメニュー
前々日に 稲美町のにじいろふぁーみん料理教室で作ったものです。
*にじいろふぁーみんでも協会会員の笠原真希講師が子ども料理教室を開催しています。
9月のメニューを決めたのは2ヶ月前ですが、まさに今 必要な料理となりました。
切り干し大根 やかんぴょう、黒豆、根菜ピクルス 缶詰などなど 停電時でも腐敗の心配が無い食材です。
どちらかと言うと地味なメニューなので 主催者側は 受講生を集めるのに苦労します。新しいもの 華やかな料理に心惹かれるのはあたり前です。でも、ウケだけを狙わず、地味でも、昔から受け継いできた家庭料理の知恵をきちんとお伝えして行きたいと思っています。
さて、災害用の食料品セットなどを買い込んでは、賞味期限が切れて無駄にする方も多いようです。普段から 乾物を使った料理を食べ続けていれば無駄が少なくなります。
冷蔵庫や冷凍庫だけに頼らず、常温で保存がきく食材を常備しましょう!
昭和の初めまでは冷蔵庫や冷凍庫の無い家庭がほとんどでした。
常温保存できる、鰹節 昆布 塩昆布 海苔 乾燥ワカメ ヒジキ 胡麻 大豆 小豆 梅干し 切り干し大根 かんぴょう 干し椎茸など 素晴らしい出汁が出て 栄養たっぷりの食材が沢山あります。組み合わせを工夫すれば本当においしく頂けます。
子ども食堂では、切り干し大根を水に戻して手作り胡麻ドレッシングをかけただけの火を使わないサラダ。
かんぴょうを塩でもみ 下処理して出汁と豚肉で炊いた煮物
始めは気持ち悪がっていた子どもも 最後は「美味しかった!「」と言って帰りました。自分で作るとどんな味か好奇心が湧きます。そしてみんなで食べると安心で楽しい♪ 子ども達に食べられるもののレパートリーが増えると嬉しいです。
ただ一つ困ったことが・・・参加希望の子どもがどんどん増えていて断るのが可哀そうで辛い💦
もっともっと子どもが通える食堂が増えると良いですね♪