貴崎校区の子どもコミュニケーション食堂は 連日満員御礼
地域の若いお母さま方が参加してくださって、毎回お手伝いしてくださっています。
世話焼きに慣れたおば様世代がいないので、子どもたちが右往左往しながらも自分たちでお茶を入れたり、ご飯をよそったりと奮闘しています。
でもどんどん上達してきて それが嬉しそうです。
さて、子供の居場所作りとして、明石市では子ども食堂が数多く展開されています。
それぞれに特色がありボランティアの方々を中心に広がっています。
私が考える「居場所」とは、自分に役割がある場所だと思います。
例えば お日様があたるポカポカした明るい窓辺に机を置かれて 何もしなくていいよ!ごはんももって食べさせてあげるよ!と言われたとして 本当に居心地は良いのでしょうか?
私は自分が何かすべきことがある場所のほうが居心地が良いと思います。
自分が必要とされる場所こそ居場所なのではないでしょうか。
赤ちゃんのように、ひたすら愛を与えられるべき時期は確かにあります。
でも一定期間を過ぎれば、自分が何か人のために役に立つ存在でありたいと願うのが人間です。
調理実習は 自立して生きていくための手段で急に身につくものではなく徐々に体が覚えていきます。
働くお母さんを助ける手段にもなります。
勉強は 教科書を開くことだけではありません。
音楽や体育があるように家庭科も大切な学びの時です。
子ども食堂に通う子供たちには、大勢の人と力を合わせながら料理をつくり、コミュニケーションする力を身に着けてほしいと思います。
地域のお母さま方と連携して、貴崎校区の子どもたちがいつか困ったひとを助けるリーダーになってくれるように願いつつ奮闘中です。
次回は12月1日 クリスマスメニューで子どもたちと共に楽しみたいと思います。