コロナ禍で 調理実習型の子ども食堂の運営が難しくなりましたが 技術や知恵を伝える方法は増えました。
(一社)キッチンコミュニケーション協会は子ども達に伝え継ぎたい家庭料理のテキストを作っています。
そのテキストで分かりにくい部分が有るので、イラスト入りのテキストを作りました。
そして、今回さらに わかりにくいところを動画を作る事により誰でも作れるように補助する方向で進みたいと考えています。
私のスタジオでも10月から再び子ども食堂を開始します。
消防法により、定員12名ですが 三密を避けるため実習をしばらく休み食事を提供します。
食べ物を与えて貰うだけでは生きる力は身に付きにくいです。
作り方のテキストをプレゼントし動画を無料でみれるようにしやってみようという意欲が湧くように計画中です。
料理は包丁と火も使うので 手を切ったりやけどしたり火事になったりの危険が伴います。
でも、子どもの頃からきちんと 大人が寄り添って調理すれば、必ず料理に興味が湧き出来るようになります。
私は昭和の優しい家庭料理と行事食のテキストを作り 講師を育て、その講師が中心になって子ども料理教室を多くの方が運営しミニコミュニティを増やす!というスタイルを目指していました。
でも遠方へ移動するのは大変で、講師を育てることの難しさを実感していました。
ところが、世の中がリモートワークスタイルに変化し 動画を使えば簡単に技術を伝えることが出来るようになったとわかりました。
ポイントとなる 火の扱いや包丁の使い方なを子どもと一緒に繰り返し練習し あとは応用してテキスト動画を見て上達するように運ぶことが出来ます。
世の中がどんどん変化しても 人間で有る限り 食べることは生きるための必須条件です。
リモートで味はわかりません。
人は遠くに離れれば離れるほど 身近な人を恋しく大切に思う事でしょう。
大人は、身近なところで困っている人を知らん顔せず、食生活を含め助けてあげて欲しいと思います。
そのような活動に共感して下さる方を協会は探しています。
一緒に子ども料理教室の活動しませんか?