毎月第2土曜日は貴崎小学校区にある 鍵庄貴崎店の2階ランチルームをお借りして 実習型子ども食堂を開催しています。
実習スタイルは 子どもたちはすごく喜びますが、手間がかかります。
調理というのは 包丁や火を使うので危険が伴うのです。
そういう理由で 子ども達は自宅でも料理をする機会を奪われています。
昔は大家族だったのでおばあちゃんやお母さんから毎日自然に家事を受け継いでいましたが、今は核家族が当たり前で、
時間のゆとりが有りません。
生きる力って 勉強ができて学校で上位に入ることだけではありません。
将来自分の力で食べていけるようになること。
仕事は 人のためになることの専門家になることですが、そんな仕事を自発的にできるようになること。
困っている人を見たら助け 協調してコミュニティを築ける人。と思います。
今貴崎校区で子ども食堂に通っている子どもたちは 3年目になりますが 生きる力が身についています。
指示しなくても 人数を数えお茶碗やお汁のお椀を並べ よそって配ってくれます。
始めは慣れなくてお互いに大変でしたし、今も買い物等準備は大変ですが、子ども達が本当に育ってくれて 嬉しくてたまりません。
食を通して触れ合えて 私も子どもから元気をもらっています。
この子どもたちの笑顔がずっと続くことを願ってやみません。