3月2日は1日早いひな祭り
毎月 鍵庄(株)様のランチルームをお借りして、子どもコミュニケーション食堂を開催しています。
子どもも一緒に調理する実習型子ども食堂です。
昨夜は、大人4名子ども19名参加。
子ども達が主役で24名分を作りました。
こども達は来るたびに上手になっています。
メニューは、地元の食材を散りばめて!
ちりめんじゃこと穴子と菜の花を使った雛寿司
はまぐりとメカブのお吸い物
清水苺🍓と抹茶とヨーグルトを使った三色雛ゼリー
仕上げは、明石海苔 鍵庄様の提供でした。
洗い物も、受付のスタンプも、セッティングも、ぜーんぶ子ども達が担当!
大人が手を出さなければ 子どもは自分たちで工夫します。
子ども達は実は包丁を使いたくてウズウズしています。
人参 ごぼう 蓮根 干し椎茸を小さく刻み 出汁と調味料で炊き 鶏ミンチのそぼろを作り、すし飯に混ぜ合わせました
盛り付けもリレー形式。
Ⅰお皿を数えて並べる役
2すし飯をよそう。
3卵をのせる。
4かにかまをのせる
5穴子をのせる
6菜の花をのせる
7海苔をのせる
8盛り付けたお皿を配る
9蛤とめかぶのお吸い物をよそう
10お吸い物を配る
等々 子どもたちは喜んで動いています。
その他に三食ゼリーも作りました。
緑いろは草
白い色は雪を表します。
ピンク色はお花
だから菱餅を反対に置いたらおかしいよ!って。
あと蛤を見せてこれは何?というとほとんどの子どもが アサリと答えました。
昔は貝合わせの遊びがあったことなど ひな祭りにはなぜ蛤なのかを伝えました。
何かお手伝いありますか?」と言ってこどもたちがデモ用のテーブルに押し寄せますので
「いっぱいあるよ!」と言って 手伝って貰っています。
始めた頃は、そんな風にはいきませんでしたが、どんどん上手になって 最後は床にモップがけしてくれる迄成長しました
みんなが楽しみに続けて通ってくれて ようやく本当の食育ができるようになりました。
お寿司のことで どうしても子どもたちに伝えたかったことがあります。
お寿司を毎日食べたら病気になるよ!ということです。
お寿司というのは ハレの日の特別料理です。
すし飯には 酢と砂糖と塩がたくさん入っています。
毎日白いご飯に砂糖と塩をかけて食べれば 健康には良くないのです。
普段はきちんと白いご飯と必要な栄養素を摂取することや 薄味に心がけることを教えています。
飾り巻きずしなどが流行していますが、子どもには向いていません。こどもが作ると時間がかかります。
白いご飯は腐敗しやすく、その結果 たくさんのすし酢をかける必要があります。
白いご飯はそれだけで美味しいのに わざわざ砂糖と塩をたくさん入れて濃い味にしてはいけません。
私は子どもたちに見た目だけに捉われず きちんと栄養のあるものを選び 薄味が大切だと教えています。大人はさておき、子ども達が食べ物で図工遊びをする必要はありません。
そこに時間をかけるなら、ほうれん草やブロッコリー人参をを茹でたり卵を焼いたりと成長期に必要な栄養の話をしたいと思います。
ちらし寿司も 作ってすぐ食べるなら 合わせ酢の量は半分でよいと思います。
大勢集まって 調理から食事の時間までが長いから、腐敗防止のため濃い味付けが必要になるのです。
手伝って下さっている父兄の方にもそんな話を伝えました。
この料理は協会のテキストを配って 自宅でも復習できるようにしています。
最後はフードドライブでいただいたハーブティを子どもたちにプレゼント♪
子ども達選ぶのが楽しそうでした。
さて、本音を言うと 準備が重労働!買い物から荷物運搬まで重くて重くて💦
昨日もお鍋を5個 ボウルを3個 フライパンを3個 包丁やゴムベラ 計量スプーン 菜箸 布きん、テキスト 等々忘れてはいけない器具も多く、食材を含めるとスーツケース1個では入りません。
でも毎回 子どもたちの笑顔に出会うと嬉しくなって また頑張ろうと思う日々です←単純な私(^^)
さて、そんな私の活動を4月から明石のライオンズクラブの方々が手伝って下さることになりました。
地域で子どもたちを見守る活動が 定着したら嬉しいです。