2019年2月3日 節分行事

お面節分子ども食堂
毎月第2土曜日は 料理教室スタイルの子ども食堂を開催中
メニューは 季節の行事食
日本に伝わる行事を通して 地産地消の食文化を学んでほしいと思い頑張っています。
今、私たちが子ども達に伝えなければ、行事食は廃れてしまうのではないかという危機感を持って伝えています。

グローバルな世の中になり 新しいものを取り入れるのが得意な日本人は 特に新しいもの好き!
それは良い面もあり、良くない面もあります。

海外に住む日本人は 「もっと日本の文化を勉強しておけばよかった💦」と思う人が多いそうですよ。
「あなたの国の料理を教えて下さい」と言われたとき 今の日本の子どもたちは どんな料理を紹介するのでしょうか?
ハンバーグもコロッケもカレーもグラタンもスパゲティも、確かに現代の家庭料理として根付いています。

でもちょっと前まで、日本の料理は野菜と魚が中心でした。
下ごしらえに時間がかかるので、忙しいお母さま達は手間暇かかるものを作るのは時間敵に難しいのかもしれません。

でも子どもたちの健康を考えたとき 受け継がれてきた日本の食事を大切にしなければいけないと思います。
おにぎり男子 (1)鬼に金棒昨夜 は福豆ごはんを海苔巻きにしたところ みんな大喜びでした。
野菜たっぷりの粕汁も大好評!
毎回 行事食をみんな喜んで食べて 通う子ども達もどんどん増えています。
正直 準備は大変ですが 大勢の子ども達と一緒に食べることは楽しく幸せなことだと思います。

私は行事食のこども食堂を始めて 3年目に入りましたが 子どもたちはいつもきちんと残さず食べてくれます。
親御さんだけでなく 地域を巻き込んでみんなで行事食を大切にする文化を次世代に繋げて欲しいなと思います。

そして、思うだけでなく これからも行動に移していきます。

2019年1月31日 明石市こども食堂交流会

1月31日木曜日 アスピア明石5階で開かれた子ども食堂交流会に参加しました。

市内小学校28校区に子ども食堂が出来、会場が一目でわかるこども図鑑が出来ました。
こども図鑑
素晴らしい取り組みが スピーディに達成されたと思いました。

交流会に参加されたリーダーの皆さんから運営の様子を伺い、調理実習スタイルの子ども食堂が増えて来た事を実感しました。

子ども食堂は 子どもの居場所 大人が見守り異変に気付く場所を兼ねています。

私は2年前に さらに 食べさせて貰うだけではなく 一歩進んで、将来に役立つ 調理技術や食の知識を子どもたちに伝えたいと思って、調理実習スタイルの子ども食堂を立ちあげました。

遡って12年前に起業した時の目標が、「温もりのある小さなコミュニティを作る事」そのためのリーダーを育てることが私の起業のコンセプトでした。

先ずはパンの講師を育て その方々に地域で食生活のリーダーになって貰えないかと考えました。

そのコミュニティのコンセプトは 生きる基本である食の学びを伝えること。

子どもが徒歩で通える場所に 子どもの料理教室を作りたい!とずっと思って活動してきました。

私が指導した皆さんは、なかなか料理に手が回らず パンだけで終わってしまっている方が多く当てが外れましたが、明石市の子育て支援策が どんどん進みあっという間に私の思っていたことが実現しました。

さて、子ども食堂の調理実習スタイルに欠かせないのが、レシピです。

子ども達が再現できるように、私は毎回レシピを配布してきました。

レシピがなければその場限りになってしまう可能性が高いからです。

せっかくのコミュニティを、与えられるだけの居場所ではなく学びを兼ねた子どもの将来の益に繋がる場所になることが願いでした。

私の思いが通じたのでしょうか?

今日は各校区の子ども食堂で人気の料理を集めたレシピ集が 配布されました。

キッチンコミュニケーション協会からもレシピを数点 提供しました。

こどもレシピブック

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日ニュースに流れた明石市長の激昂発言で、市長さんのイメージが悪くなってしまいましたが「子どもを地域のみんなで育て 、街を盛り上げる」という泉市長が掲げた政策は着々と進んでいると思いました。

食育の大切さを、子ども食堂で伝えて欲しいと言う事で、保健センターの栄養士さんからのお話しや、説明しやすいやすいランチョンマットなどが用意されていました。

ランチョンマット (1)

 

 

 

 

 

 

 

 

また、ボランティアの方々への衛生講習も有り 隅々まで配慮された交流会だったと感じました。衛生講習

 

 

 

地産地消 (1)

せっかく軌道に乗りかけた、子ども食堂がなくならないように、この素晴らしい取り組みが明石から全国に広がって欲しいと思います。

リーダーが変わると予算の立て方が変わりますが、せっかく広がったこの制度が助成金頼みなら 危ういものになります。

フードドライブなどの制度を有効に活用し 身近な場所に、もっともっとたくさん子ども食堂が出来て 子どもの話を親身になって聞いてあげられるような社会になれば良いなと思いました。

そして 思うだけではなく そうなるように協会としても尽力する所存です。

子どもと一緒に食事ができるのは 大人にとっても幸せなことだと信じています。

 

2019年1月5日 実習型子どもコミュニケーション食堂

IMG_3124

貴崎校区で子どもコミュニケーション食堂をスタートし3年目を迎えることができました。
今回は お雑煮とおせち料理で新年のお祝いしました。
そして最後は お年玉代わりにじゃんけん大会で5人にプレゼント♪
楽しい時間でした♬

 

私の目指す子ども食堂は、子供たちが調理する事によって 食べ物の大切さを知り、感謝の心を持ち、調理技術を身に着け、生きる力が備わることです。

 

それは 簡単ではありませんが、何度も繰り返すことによって必ず成果が出ます。
年に1~2回くらいの パフォーマンスのようなイベントの食育ではなく、地道にコツコツ繰り返すことが大切なのです。

 

今通ってくる子供たちは 食べ物がないわけではなく、純粋に学びたい気持ちで来ています。
料理が楽しいのです。

子どもたちみんなが 地域で一緒に料理を月に一度でもできるような制度ができるといいなと思います。

そして、いま通ってくれている子どもたちが 次はリーダーになって 困っている人を見つけたとき助けてくれるように 導きたいと考えています。

IMG_3126

2018年12月15日ウィズあかし子ども料理教室

12月のアスピア明石での子ども料理教室はクリスマスメニュー🎄🎅
20181215-2
シェパードパイ ツリーパン クリスマスクッキー ミネストローネスープ 以上4品
20181215-3
現在 通ってくるお子様の年齢は4歳から小学校4年生
4年生の女の子達は流石! とても親切で優秀!
下の子の面倒をよく見てくれます。
20181215-9
20181215-8
20181215-5
合間に 歴史のクイズをしてすごいなと感心していたら、なんと小学2年生の驚愕の歴女が居てまたビックリ‼️
スタッフの私たち大人3人 子どもに教えられて 勉強し直そうと思いました!
下の写真はツリーパンを作っているところです。
20181215-1020181215-720181215-1
20181215-4

2018年12月1日子どもコミュニケーション食堂

20181201-7
20181201-112018年最後の実習型 子どもコミュニケーション食堂  
12月1日開催   通算24回目でした。
こどもたちは参加するごとに 上達していきます。
お手伝いも進んでしてくれて うれしい悲鳴です。
今回はクリスマス🎄に因んだ料理、オレンジチキン、ブッシュドノエルケーキをみんなでワイワイ作りました。
見本はこちら↓
20181201-8
地元愛に溢れた子どもたちが作ったブッシュドノエルはこちら↓↓↓ 林神社の鳥居を建てたそうです!(笑)
20181201-6

あかね学園から子どもたちへプレゼントされたさつまいも🍠
20181201-4
蜂蜜マリネに🍯仕上げました!かぼちゃ🎃人参🥕ごぼう など根菜もたっぷり加え彩りも美しいお洒落な1品になったと思います。
20181201-5
120181201子ども食堂

パンは私の手作り 黒豆と海苔パウダー入りバンズ
k20181201-6
子どもたちが 配膳してくれました
20181201-10
20181201子ども食堂2
男の子も一緒に調理しています
20181201-9
今回は魚住で子ども食堂開催中の井上様と市会議員の家根谷様が見学に来てくださってお手伝いしてくださいました。

今日もキャンセルはありましたが、20人越えで賑やかでした!
20181201-3

キッチンが一つなので 洗い物が大変なのですが 参加されていらっしゃる保護者の方が いつも手伝って下さるのでありがたいです。
次回は1月5日 みんなでお雑煮を頂いて新年をお祝いします。
ぜひ ご参加くださいね。
お待ちしています。

2018年11月3日子どもコミュニケーション食堂

IMG_1872
貴崎校区の子どもコミュニケーション食堂は 連日満員御礼
地域の若いお母さま方が参加してくださって、毎回お手伝いしてくださっています。

世話焼きに慣れたおば様世代がいないので、子どもたちが右往左往しながらも自分たちでお茶を入れたり、ご飯をよそったりと奮闘しています。

でもどんどん上達してきて それが嬉しそうです。

さて、子供の居場所作りとして、明石市では子ども食堂が数多く展開されています。

それぞれに特色がありボランティアの方々を中心に広がっています。

私が考える「居場所」とは、自分に役割がある場所だと思います。

例えば お日様があたるポカポカした明るい窓辺に机を置かれて 何もしなくていいよ!ごはんももって食べさせてあげるよ!と言われたとして 本当に居心地は良いのでしょうか?

私は自分が何かすべきことがある場所のほうが居心地が良いと思います。
自分が必要とされる場所こそ居場所なのではないでしょうか。

赤ちゃんのように、ひたすら愛を与えられるべき時期は確かにあります。
でも一定期間を過ぎれば、自分が何か人のために役に立つ存在でありたいと願うのが人間です。

調理実習は 自立して生きていくための手段で急に身につくものではなく徐々に体が覚えていきます。
働くお母さんを助ける手段にもなります。

勉強は 教科書を開くことだけではありません。
音楽や体育があるように家庭科も大切な学びの時です。

子ども食堂に通う子供たちには、大勢の人と力を合わせながら料理をつくり、コミュニケーションする力を身に着けてほしいと思います。

地域のお母さま方と連携して、貴崎校区の子どもたちがいつか困ったひとを助けるリーダーになってくれるように願いつつ奮闘中です。
次回は12月1日 クリスマスメニューで子どもたちと共に楽しみたいと思います。

2018年10月20日ウィズあかし子ども料理教室

アスピア1月準備1
10月の講師は三木卓世キッチンコミュニケーター®と同じく幸島キッチンコミュニケーターが務めました。
今までは理事長の鎌倉が主体となって講師をしてきましたが、代講できる講師がようやく増えてきてありがたい限りです。
メニューは協会の冊子 10月新米と牛肉ごぼうご飯 茶碗蒸し 柿のどら焼きでした。
こども画像テキスト10月」縮小

2018年10月6日 子どもコミュニケーション食堂

子ども食堂10月 (1)
今年は 何度も台風が接近して 開催が危ぶまれましたが、無事に開催出来て 約20名の子どもが参加してくれました。
メニューは 新米の牛ごぼうご飯 茶碗蒸し 本枯れ節(鰹節)を削って出汁をとったお味噌汁  お月見団子と丹波大納言のおぐらあんかけ

大分のぎんなん や京都の枝豆 紫ずきん など一つずつの素材も美味しさも味わって貰いました。
地域のお母様方も協力的で 有りがたいです。

実習型子ども食堂で一番気を使うのが 包丁による切り傷や 過熱調理のさいの火傷。

地域の子どもをしっている父兄の方が少し手伝って下さると本当にありがたいです。
お手伝いの方は多ければ良いというものでも有りません。

あまり大人の手伝いが多いと部屋に入りきれないので 子どもの数が減ってしまいます。

お手伝いが少ないせいか、子どもはどんどん上達してきました!
これからも自分達が作るという気持ちを育てたいと思います。

2018年10月 野の池校区 スマイルキッチンからの報告

IMG_1985IMG_1986

三人の男の子のママである、越智キッチンコミュニケーター®からの報告です。
こちらの子ども食堂も若いママさんが参加してくださって活気があります。

こども食堂は 貧乏な子どもが通うというイメージがありますが、そんなイメージを払拭し楽しく通う場所に作り上げたいと頑張っておられます。

お金があっても人とのつながりがなく孤独な人が大勢います。
豊なくらしとは、お金が有る無いにかかわらず、人と交流できる心の豊かな生活のことです。

普段は一人で暮らしていたとしても、いざ困ったとき相談できる人や場所があることは大事です。

各地に展開されるこども食堂が そんな役目を果たして行けるように。
だれでも気軽に通える子ども食堂が、増えていくように 願っています。

2018年9月15日 子ども料理教室

子ども食堂10月 (2)
毎月第3土曜日は複合交流型拠点ウィズあかし 調理実習室8階で キッチンコミュニケーション協会主催子ども料理教室を開催しています。
子ども達は 会う度に成長しています。
料理の腕もどんどん上達!
背が伸び、ボキャボラリーが増え 身体的にも能力的にも目を見張る物があります。
そんな子ども達に関わらせて頂ける仕事が出来て嬉しいです。

準備はもちろん大変なのですが それ以上に還ってくる喜びが有ります。
広告1